1976 Johannes Itten Poster
AT-312
1976年5月30日から7月4日までドイツ ヴュンデンベルク州
南部の都市ウルム芸術協会で開催されたヨハネス・イッテン展
のプロモーションポスターです。使用されている作品は
1964年制作の油彩画でタイトルは<ZWEIKLANG> = 二つの色調。
ヨハネス・イッテンの作品は、色彩論を理論的に探求し、それを
表現主義的な作風と組み合わせていることが最大の特徴です。
彼はバウハウスの教育者として色彩の原理を体系化し、その概念
を絵画、グラフィック、テキスタイル、彫刻など多様な作品制作
に活かしました。
作品サイズにあわせて特注した木製ブラックの額に額装済み。
作品サイズ:59×84(㎝)
printed in Germany
ヨハネス・イッテン JOHANNES ITTEN
(1888-1967)スイス出身の芸術家、理論家、教育者。
ベルンに生まれ、当初は初等・中等教育の教職についていたが、
バウハウスに集まる芸術家たちと接触するうちに、美術に傾倒し、
画家アドルフ・ヘルツェルに師事。
1919年にはヴァルター・グロピウスの招聘を受け、バウハウスの
マイスターとして予備課程を担当するも後に解雇。
ベルリンにて私学校「イッテン・シューレ」開設。日本からの
留学生もおり、1933年には竹久夢二が日本画講座の授業を担当
することもあった。1934年に ナチスにより閉校されるまで
教育に携わりながら作品制作を行った。
バウハウスや自身の学校において独自の造形論および色彩論を主張し
展開した点において大きな特徴があり、絵具の混色による12色の
環を独自に開発し、中心軸に白・黒を置いた球体の色立体を用いて
色彩調和論を説いた。この独自の色体系はイッテン表色系とも呼ばれ
ており、独自の色彩論を記した「The Art of Color」を出版している。
2004年には東京国立近代美術館で日本初の回顧展が開催された。
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